新入社員研修の魅力と学びのポイント!【講師インタビュー】

IT業界への挑戦を目指す皆さんにとって、『新人研修』は非常に気になるポイントではないでしょうか。今回、求職者の方々が抱える疑問や関心について、当社が新人研修として参加している日立アカデミー様の講師の方々に直接お話を伺いました。その内容を記事としてまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください!

東京ソフトウェアの新入社員研修(全体像)

講師の方々についてのご紹介

今回インタビューにお答えいただいたお二人は、日立アカデミー様の講師として10年以上にわたり、当社を含む多くの新人をご指導されてきました。新人研修の講師としてだけではなく、ITコンサルティングやシステム開発の分野でもご活躍されており、現場で培った実践的な技術を研修を通じて受講者にしっかりと伝えてくださっています。さらに、技術面だけではなくビジネスの現場で主体的に活躍できる人材の育成にも力を入れていることが、お二人の大きな魅力です。本研修の特徴や指導へのこだわりについて、求職者の皆さんが気になる質問を交えつつ、じっくりとお話を伺いました。

求職者からのよくある質問


Q1.実際のところこの研修を受けたらすぐにプロのITエンジニアになれますか?

「プロのITエンジニア」の定義によりますが、研修を通じてその基盤となる知識を習得し、実際の業務に近い経験を積むことが可能です。
当研修の目的としては、プロジェクト配属時の不安感をどれだけ除けるかというところを重視しています。そのため、以下のような幅広い学習項目が組み込まれています。

そして、研修の全過程を通じて掲げるテーマは 「自律」 です。受講者が自ら考え行動する力を身につけられるよう、意識づけを徹底しています。
また、基礎学習を終えた後に、実務をイメージした模擬プロジェクトによるチームでの開発を経験します。プロジェクトを最後までやり遂げることで、一定の知識と技術を習得し揺るぎない自信を持って研修を終えられると実感しています。

Q2.本当に未経験でも研修についていけますか?

はい。毎年未経験者の受講生も多く、安心して学習できるよう手厚いフォロー体制を整えています。
当研修では、仕事やシステム開発の多くは「チーム」で作業をすることを想定し、その重要性と自身の役割についてしっかりと時間をとって研修を進めています。
最初は 経験者や理解度の高い受講者が未経験者をサポートしながら進め、「チーム全員が理解できた」ことを確認してから次の課題へ進むため、取り残される心配はありません。さらに「人に教えること」で自身も成長するため、自然と学び合う環境が生まれます。このように、それぞれのチームメンバーがお互いの長所短所を活かし、補い合いながら個々の役割意識とチームの成果の最大化を意識していただけることを目的としています。

Q3.研修中や研修前に自主的にやっておいた方が良いことはありますか?

特に意識していただきたいことは生活リズムを整えるということです。体調や精神状態のすぐれない状態では良いパフォーマンスは出せないからです。
また、事前準備としては特に無いのですが、強いて言うならパソコン自体に慣れておくと良いかもしれません。近年は文系出身の方も多く、受講生の中にはパソコンに触ることが初めてという方もいます。
スマホやタブレットの普及によってパソコンに触れる機会が少ないかもしれませんが、可能であればタイピングを練習しておくことをお勧めします。

Q4.研修の雰囲気はどんな感じですか?

私ども講師は、できるだけ質問をしやすい環境となるように意識をしております。例えば、言動に圧迫を感じられないようにしたり、表情をやわらかくするなどは意識をしています。また講義の時間では、定期的に質問勧誘をするなどを実施しています。それ以外にも受講者との距離感も離れすぎないよう、休憩中に声をかけたり雑談などお話をさせていただいたりしています。あわせて、先にお話ししたチームメンバー同士でも質問しやすい環境を実現できていると思います。
また、研修全体の雰囲気としては、良い意味で和気あいあいとしています。これは「友達」とは異なりお互いが研修における自己成長や課題解決のための「良き仲間」であり「良きライバル」であることで、そのような雰囲気になっているのかと思います。局所的に見た場合には、活発に議論していたり、全体がピリッと緊張感がある時もあります。意見がぶつかり本気で声を荒げたりするシーンを見かけることもたまにはあります。それだけ皆様が研修に対して本気で熱意を持って取り組まれているからだと感じています。

Q5.未経験者がつまずきやすいポイントや、その対策はありますか?

未経験者が特につまずきやすいポイントは以下の3つです。

・1つ目は「暗記」です。
 IT独特の言葉や考え方の難しさがあり、かつボリュームも多いです。暗記については覚え方のコツなど一定のサポートをさせていただいていますが、どうしても最終的には「ご自身の努力」という回答になってしまいます。覚え方のコツとして具体的には、まず自分が覚えていない(理解できていない)対象を抽出しリストアップすることをお勧めします。続いて、このリストを短いスパンで定期的に見直しをすることです。覚えるまでは、リストから削除せず最終的にリストが空になるまで継続します。

・2つ目は「計算」です。
 計算といっても当研修ではそこまで複雑な計算は行いません。では、どこでつまずいてしまうかというと、コンピュータは独特の数字や論理的な計算を理解する必要があるため、未経験の方はここでつまずくことがあります。例えば、2進数や16進数という日常では使わない数字を扱いますので、抵抗を感じられるのだと思います。当研修ではこういった抵抗が起きないように、いくつかの準備をして進めています。事前にご経験があるのかを確認させていただき、その上で事前に個別サポートをしたり当該科目では時間を多く充てられるように調整をかけたりします。また、繰り返し理解度を確認する機会を設けたりします。

・3つ目は「プログラム」です。
 これは経験者にも共通するところではありますが、プログラム独特の書き方、考え方があるので人により理解に時間がかかってしまう方がいます。書き方に関しては、「暗記」でお話しした進め方で対策が可能だと思います。考え方については、多くの説明を見るのが1つのやり方だと思います。テキストにしても人が説明するにしても少しずつ違う説明になっているので、「Aテキストで分からなければBテキスト」、「Aさんの説明で分からなければ、Bさんに聞いてみる」などでしょうか。

つまずいたとき、まずはチームメイト同士で相談やサポートをして、それでも解決しなければ講師がサポートする体制を整えています。

Q6.情報系の学生にとって研修内容が物足りないということはないですか?

各科目では上級者向けの課題や応用的なテーマもご用意しています。また、プログラミングや模擬プロジェクトの学びの段階においても、ビジネススキルを融合した学習内容になっているため、情報系出身の方が「物足りない」と感じることはないと思います。
先にお話しした「チームメンバーへのサポートを行う」という役割を通じて、ご自身の理解を深めたり、ヒアリング力や伝える力のスキルアップにも役立っていると感じていますし、研修の空き時間に講師へ実務に関する質問をしに来られる方もおり、より実践的な知見を吸収できる場にもなっているかと思います。

Q7.当社の新入社員はどんな子が多いイメージですか?

東京ソフトウェアの新入社員は、皆様とても人間性に富んだ方が多い印象です!「人懐っこい」、別の言い方をすると「他者から愛されるキャラクター」という言い方でもよいでしょうか。率先して話しかけてきたり、すぐに周りのメンバーと仲良くなったりという姿を見かけます。そして同期の仲がすごくいいです!これは同期の結束力とも見られますが、他社では見られないような「仲良し」を目にすることがあります。また、全体統制をとったり調整するのが得意な方が多い印象を持っています。


最後に、IT業界への就職を考えている方へメッセージをお願いします

IT業界は、今やどの分野でも欠かせない存在となっており、AIやオートメーションが進化する中でも、ITエンジニアの需要は今後さらに増えていくでしょう。そんな様々な業界に通じる仕事ですので「やりがい」もひとしおです。
本研修を通じて、IT業界で活躍するための基盤を築き、自ら考え行動できるプロフェッショナルを一緒に目指していきましょう。

この記事がIT業界への第一歩を踏み出すきっかけとなれば幸いです。


新人研修を実際に受けた新入社員のインタビュー記事はこちら

   


Latest Posts 新着コラム

Join us!

「人を想う会社」で

一緒になりたい自分

目指しませんか?

新卒採用

キャリア採用